産業廃棄物を処分する流れって?
企業、特に製造業が事業を行う上で生じてしまうゴミの中で産業廃棄物と分類されるものがあります。
ニュースなどで産業廃棄物の不法投棄がたびたび報じられることもありますが、適切な処分方法はどのような流れになるのでしょうか。
簡単に紹介していきたいと思います。
産業廃棄物は「事業活動に伴う燃え殻・汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリ・廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物並びに輸入された廃棄物」と定義されています。
代表的なものでは工作物を製造する過程で生じたコンクリートの破片や、焼却施設の残灰などがイメージしやすいのではないでしょうか。
これら産業廃棄物の処分は3つのステップを踏んで処理されます。
1つ目のステップは廃棄物の収集と運搬です。
生成された廃棄物を適切に処理するため処理場へ運ぶ必要があります。
廃棄物の中には有毒性のものや爆発をする危険があるものなども含まれている可能性があるので、十分に注意が必要となります。
次に行うのが中間処理です。
産業廃棄物の処分を行うために粉砕や脱水を行って減量をしたり、成分を中和させるなど処分を行いやすいように形を変える作業です。
この過程で再利用可能な部分は分別されます。
最後に行うステップが最終処分です。
中間処理を行った産業廃棄物を最終処分場と呼ばれる土の中に埋めるなどして処分をします。
当社では産業廃棄物の処理も取り扱っています。